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新・女性のための風俗案内 (17) |
第16回 横浜のテレクラ
老舗チェーン店
昨日、じつに久しぶりにテレクラに出かけてみた。テレクラに行ったのは7〜8年振りだろうか? 最後に行ったのがいつだったか思い出せないくらいである。
その店は横浜は伊勢佐木長者町にある。市営地下鉄の「伊勢佐木長者町」で下車し、地上に出ると目の前にワシントンホテルが聳え立っている。
ワシントンホテルから大通りを歩いて5分くらいの雑居ビルの中にあった。この店に来るのは初めてだった。テレクラにハマッていた10年以上前には、老舗チェーンの渋谷店や新宿店をよく利用していた。
犯罪の温床だと槍玉にあがり、その一方で出会い系サイトが広まるにつれ、テレクラは街からすっかり姿を消した。その多くはテレクラから無店舗営業の出会い系サイトへ鞍がえしたのだろう。あれほどまでに繁栄を謳歌していたテレクラは一部の繁華街や地方に残っているだけで、ひっそりと営業している。
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新・女性のための風俗案内 (16) |
第15回 懐かしい個室マッサージ
20年くらい前の話です。
JR高田馬場駅から歩いて数分のところに「その店」はありました。 そのビルの1階はお寿司屋だったと記憶しています。間違っているかもしれません。もう「その店」はありません。
2階が「その店」です。
螺旋階段を上がり、ドアを開けて入ると、中央に通路があり、その両サイドに個室がいくつもありました。
店員に個室を選ぶように促された私は右側手前の個室を選びました。 個室のドアを開けると、中にかわいい女の子が座って待機していました。 年齢は20歳くらいでしょうか。当時、私は30歳くらいでした。
「ラッキー」だと思いました。なかなかかわいい子にはあたりませんからね。
狭い個室
個室の広さ(狭さ)は3畳くらいだったでしょうか。 でも、この狭さが密着感を味わう意味で良かったとプレイの後で感じられました。
女の子はスケスケの白いネグリジェを身にまとい、その下は下着だけでした。 その姿を見ただけで下半身が大きくなりました。
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新・女性のための風俗案内 (15) |
第14回 やさしいホテトル嬢
先にお断りしておきますが、これからお話しすることは私の記憶に基づくものです。不正確な部分があるかもしれませんが、あくまで事実であって、創作したものではありません。
ホテトル嬢(今で言うデリヘル嬢)のA子さんとの出会いは、もう15年くらい前に遡ります。
当時はホテトルと言われていました。
ホテトルというのはホテルとトルコ風呂(現在のソープランド)の合成語でした。
ある日、私は東京は新大久保に出かけ、あるホテトルに電話しました。
(私) 「スリムでボインの子をお願いします。できればかわいい子」 (受付の男)「どのホテルでもいいですから、ホテルに入ってからもう一度お電話ください。すぐに行かせます」
私は先ほどの男の指示に従い、再度電話しました。
何分くらい待っただろうか。ひどく時間がかかったように感じられましたが、実際には15〜20分くらいだったでしょうか。
相手の女の子
ラブホテルの部屋をノックする音がし、私がドアを開けるとそこにはタレントの卵のような20歳前後の女の子が立っていました。タレントの卵のようなという表現は大げさではなく、当時の私には本当にそう感じられました。かわいらしい子だったという印象が残っています。
部屋に入ると、彼女は開口一番こう言いました。
「私でいいですか?」
私に不満があろうはずはありません。即座に心を込めて答えました。
「もちろんだよ!」
すると彼女は店の責任者に電話し、客である私が了解したことを伝えました。
世間話をひとしきりした後、彼女が先にシャワーを浴びにバスルームへ行きました。服を脱ぐ音が聞こえてきて、私は彼女の裸身を想像していました。
おっぱいの大きさはCカップくらいかな?腰のくびれは?茂みは濃いのかな?お尻は大きいのかな?...
やがて、シャワーを浴びる音が漏れてきて、いっそう妄想をかきたてられたことを今でも覚えています。私もまだ若かったのですね(笑)。
5分くらいすると彼女はバスタオルを体に巻きつけて、やや俯き加減で出てきました。恥じらいが感じられ、初々しさに溢れていました。その時はこの業界でもまだ恥じらいを持った女の子がいるんだと感心していました。
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新・女性のための風俗案内 (14) |
今回はヌード撮影会で出会った企画モノAV女優との出会いをお話します。
第13回 AV女優との思い出
もう10年以上前になります。当時、私は写真撮影の趣味に没頭していました。1カ月に1回のペースで「ヌード撮影会」に参加していました。参加費は1時間で1万円くらいだったと記憶しています。
何度も「ヌード撮影会」に参加しているうちにお気に入りのモデルが見つかりました。その中の1人がAV女優のY子さんだったのです。
彼女はいわゆる「企画モノ」の女優で、タイトルに名前が載ることはありませんでした。

彼女から聞いた話ですが、専門学校生でアダルトビデオに出演するのは授業料を稼ぐためということでした。つまりアルバイトだったのです。
プロポーションがよかったですね。乳房はツンと上向きで両手で掴むとちょうど手の中にすっぽり納まりました。
出会ったきっかけ
彼女がモデルをしていた撮影会に3回参加し、ポーズを指定して撮影したり、話しているうちに親しくなりました。自分でも信じられないことでした。AVに出演している女の子と親しくなったのは初めてだったからです。
ある時、私は思い切って彼女に伝えました。
「撮った写真を引き伸ばしてプレゼントするから新宿であって くれないかな」
彼女は私の提案に快く賛成してくれました。その時には、本当に会ってくれるか半信半疑でした。
そして、後日会うことになったのです。
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新・女性のための風俗案内 (13) |
第12回 川崎堀之内のソープランド
川崎の2大ソープランド街
川崎には『堀之内』と『南町』という2大ソープランド街が健在である。 『堀之内』は昔、堀之内流と呼ばれた、生中出しがウリであった。別名ハードプレイとも言われた。高級店から激安店まで揃っている。
『南町』は『堀之内』と比べると、高級店が多いことで差別化している。 総額7万円とか10万円とかのソープランドがあったと記憶している。
『堀之内』には「ソープランド」と「ちょいの間」という風俗が共存している。
「ちょいの間」というのは旧赤線の名残である。 小料理屋のような佇まいの家の玄関は、いつも開放され玄関の内側から女性が声をかけてくる。
「お兄さん、寄っていかない。サービスするから」
簡単に言ってしまえば、30分くらいの間に敷布団一枚の上でセックスするのである。それが、ショートという1回するだけのプレイである。
料金は小料理も含めて1万〜1万5千円といったところだろうか。
今回は川崎堀之内のソープランドの紹介なので、このあたりで本題に入ることにしよう。
中 級 店 で
もう20年近く前になる。 神奈川県に住んでいる者として、やはり『堀之内』を探索しない手はない。 そんなある日、『堀之内』へ出かけてみた。
午後4時頃ではまだ客はまばらである。 ソープランド街をゆっくり一通り歩いてみる。下見である。
多くの店先には水が打ってあり、地面が濡れている。 夏のことだから地面が暑い。アスファルトの熱が靴底を通して伝わってくる。
よく見ると、店先の入り口の前に塩が盛られている店がところどころにある。 盛り塩は「清めの塩」なのだろう。
10分ほど歩いて、目的の店にたどり着いた。
入り口に「入浴料金5千円」と墨で書かれれた白木の板が立てかけられていた。総額で2万5千円から2万8千円くらいだろうと見当をつけた。
この店に決め、中に入っていった。
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新・女性のための風俗案内 (12) |
前回に引き続き、テレクラをお送りします。
第11回 テレクラで出会った女の子(3)
新宿歌舞伎町
その日は快晴で、頬に当たる風が心地よい午後のことであった。 15、6年まえのことである。
今日こそはこのテレクラで女の子をモノにしたいと心に誓っていた。
新宿歌舞伎町にあるテレクラへ向かう。この店では常連であるが、会ったことはあっても最後までいった女の子はまだいない。
ここは、取継ぎ制(テレクラで出会った女の子(1)参照)の店である。 受付のアルバイトの青年たちとも親しく口をきけるようになったのはごく最近のことだ。
この店は鳴りがいい店だ。女の子から電話がよく入る。こうした店にありがちなサクラを雇ったヤラセではない。電話がつながった女の子と話してみると、素直な子が多いと実感している。
大型店だと、明らかにサクラとわかる女の子を大勢雇っている。そうしないと客の数よりも女の子が少なくなってしまうからだ。
その点、この店はチェーン店ではなく、単独店であるため、アルバイトの青年たちが必死にティッシュを配り、これはと思う女の子に電話をかけてもらうように頑張っている。
店の青年に同行し、繁華街でティッシュ配りの現場を見たことがある。 彼らをよく見ると、女の子ならだれにでも配っているのではないことにすぐに気がついた。もちろん、ティッシュの数に限りがあることもある。
しかし、それだけではなかった。
青年たちの直観だろうが、電話してくれそうな女の子を選んでいる様子が窺えるのだ。身なりや顔つきを見て判断しているようだ。
その甲斐があって、女の子からの電話を受けることができた。
ついに女の子から電話
受付の青年から内線電話を通じて、連絡が入る。
「19歳の女の子から電話が入っています。いったん受話器を置いて ください。女の子につなぎます」
私は言われたとおり、受話器をいったん置く。間髪を入れずに電話機の呼び出し音が鳴った。すぐに受話器を手にした。
電話口に出た女の子は優しそうな声をしていた。
彼女は一方的に話しまくる。彼女の話を総合すると次のようになる。 彼女はこの店の青年たちと知り合いで、店がどこにあるかも知っている。来たこともある。今日はいい人がいないか探していた。 今、新宿コマ劇場の前の電話ボックスからかけていて、近くだからすぐに会える。
カッコよくない私でもいいのかと聞くと、それでもいいと言う。
話はすぐにまとまった。
この店は出入り自由でもあるので、外出することを受付の青年に伝えた。 すると、青年はさっきの電話の女の子を知っていると言う。彼女が言っていたことは本当だったのだ。
青年はこの女の子のことを「くわしく」知っていると言って、「あること」を教えてくれた。その秘密を聞いたとき、ぜひ自分の目で確かめてみたいと思った。
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新・女性のための風俗案内 (11) |
テレクラで出会った女の子(1)の終わりで、続きがあると書きました。その時、続きは別の機会に譲ると約束しました。
今日までその約束を果たせずにいました。
そこで、今回はその話の続編を書きます。
第10回 テレクラで出会った女の子(1)の続編
前回のいきさつを振り返ってみましょう。
前回までのあらすじ
私は、渋谷道玄坂のテレクラで運良く一人の女性と会う約束を取り付けた。彼女の希望で小田急線笹塚駅前の喫茶店で待ち合わせすることになる。半分あきらめていたが、なんとか会うことができた。笹塚駅前からタクシーを飛ばし、再度道玄坂へ向かう。ラブホテルに入り、カラオケを楽しんだ後、セックスした。すると、彼女は気持ちよく眠りについた。
悪魔の囁き
彼女が寝てしまったので、私はこのまま一人でホテルを出るわけにもいかず、途方にくれていた。
すると、その時悪魔が囁いた。
「彼女が寝ているうちにもう一回やっちまえ」
今度は天使の声が聞こえた。
「そっと寝かせておきなさい」
私はどうしたものかと迷ったが、悪魔の誘惑に勝てなかった。
私は彼女の両足を広げると、まだ股間には湿り気が残っていた。 「よし、まだできそうだ」と呟くと次の行動に移った。
私はベッドの上に正座し、腿の上に彼女の両足を乗せ、膝を持って両足を大きく左右に広げた。大陰唇は半分閉じかかっていたので、指で左右に押し広げ、中を露出した。私は陰茎を右手で握り、膣口にあてがい、ゆっくりゆっくり挿入していった。彼女がいつ目を覚ますかヒヤヒヤしながらスリルを楽しんでいた。
挿入した後、より深く挿入感が得られるように、彼女の両足を私の両肩に乗せる体位に変えた。私は腰を前後左右に動かし、快感を味わっていた。
腰を動かすごとに、彼女はうわごとともよがり声とも判別できない声を出していた。このまま目を覚まさないことを願った。
彼女は目を覚ましそうになく、顔を覗き込むと穏やかな表情が読み取れた。何回も腰を動かしているうちに、遂にクライマックスを迎えた。
コンドームは着けていなかった。中出しするわけにはいかなかった。そこで、あとわずかという瞬間に陰茎を膣口から抜き出すと、枕元にあらかじめ用意しておいたティッシュボックスからティッシュを数枚つかみ出すと、その中に精液を放出した。
その時、罪悪感はまったく感じなかった。
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新・女性のための風俗案内 (10) |
今回取り上げるテーマは「本当にあった怖い話」です。 いえ、稲垣吾郎出演の「ほんこわ」とは何の関係もありません。 つまり怪談ではないのです。
私が体験した「本当にあった怖い話」とは―。
第9回 お見合いパーティ
まだ独身の頃、今から15年以上も前のことである。古いね(笑)!
当時、繁華街のいたるところに「お見合いパーティ」があった。ここ新宿歌舞伎町には数十メール間隔でひしめきあっていた。
特に、西武新宿駅周辺に密集していた。陳腐な表現だが、「雨後の筍」という言葉がぴったりだった。
これから出かける店は、西武新宿駅の歌舞伎町側の改札口からほど近い場所にあった。
私はあまり期待していなかった。どうせまた相手が見つからずに帰ることになるだろう。まあ、いつものことだから気楽にいくか、と自分に言い聞かせていた。
お見合いパーティの店内で
前金で3千円払い、空いた席に座る。店内には楕円形をしたテーブルがあり、中央がくりぬかれた、ちょうどドーナツのような形状をしている。内側には店員が飲食物の注文を受けている。
椅子は向こう側とこちら側に、男女別に配置してある。
店内はすいていた。時間が早いからか、もともと客の入りが悪いのかはわからない。
適当に座席を決め、座る。女性側の席を見ると10人は座れそうな座席に3人しかいない。男性側は私を含め4人。
3人の女は、皆ごく普通に見える。そのなかから、ややふくよかな女を選んだ。好みの女だったわけではない。3人のなかで返事をしてくれそうに思えたからだ。
「お見合いパーティ」では、男から店外デートの「申込みカード」を店員を介して渡すことになっている。「カード」には適当なことを書く。「出ませんか?」でも何でもいい。
「カード」を見て、女がOKしたらそのまま連れ立って外出することができるシステムだ。入店時に払った金以外は不要だ。
たまたま(後でわかったのは女は最初からその予定であったが)OKしてくれ、外出することになった。
怪しげな店へ
女は20代前半で、体型のわりに足早に歩く。いい店を知っていると言う。 いい店どころか、これからひどい目に会うとも気づかずに、女の後を追う。
その店は、お見合いパーティの店から歩いて数分のところにある。
雑居ビルの2階に駆け上がっていく。店のドアの前まで来て「いやな予感」がした。
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新・女性のための風俗案内 (9) |
今回は、もしかしたらあなたも一度は行ったことがあるかもしれない、「同伴喫茶」(カップル喫茶ともいう)を取り上げます。同伴喫茶内でどんなことが繰り広げられるかご期待ください。
第8回 同伴喫茶
新宿歌舞伎町にある同伴喫茶
その店は新宿歌舞伎町のとある雑居ビルの2階にあった。1階は普通の喫茶店で、その喫茶店の入り口左上に「2階同伴喫茶」と書かれた小さな看板がかけられていた。
階段を昇るとそこが同伴喫茶だった。今日は「彼女」と一緒だった。付き合い始めてからまだ数カ月で、ラブホテルには何回か入ったことがあったが、同伴喫茶は初めてだった。その時、手持ちの金が足りなかったこともある。
同伴喫茶の自動ドアが開くと、ウェイターが現れ、
「どこでも好きな部屋をお選びください」
と言う。続けて、
「飲み物は何になさいますか?」
とウェイターは聞いた。
「コーヒーを2つ」
と私が答えると、ウェイターはすぐに店内の奥へ姿を消した。
個室の中で
個室の数は10にも満たないものであったが、どの個室も静まりかえっていた。だれもいないのか、それともいても音を立てずに「愛し合っている」のか個室の外からではわからない。
私たちは、右手前の個室に決めると、入室した。扉を開くと、中のは木製の長椅子とテーブルが、扉近くには電話機が置いてあった。
電話機の上に張り紙があり、「退出の際はご連絡ください」と書いてあった。
個室の広さは3畳くらいでかなり狭い。長椅子とテーブルがその狭い個室の大半を占めていた。
私たちは長椅子に腰かけた。今日の彼女の服装は淡いピンクのセーターにブルージーンズだった。
私は形のいい彼女の唇にキスした。舌を絡めあうと唾液が口の中で溢れた。私は淡いピンクのセーターを胸の上まで巻くりあげ、ブラのホックを外した。小ぶりの乳房がプルンと飛び出した。両手で乳房を下から持ち上げるように掴み、茶色がかった乳首を吸うと、彼女はややのけぞり、小さな声を上げた。
「あ〜っ。い〜〜っ。」
その声を合図に、彼女のジーンズのベルトを外し、ジーンズを脱がした。
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新・女性のための風俗案内 (8) |
今回は今までとは違い、私が“見た”風俗をご紹介します。それはストリップ(もとはストリップ・ティーズ)です。そのなかでも「まな板ショー」と呼ばれるものです。「ライブ・ショー」とも「白黒ショー」とも言います。
そろそろ開演時間が来たようです。どうぞお楽しみください。
第7回 ストリップ
蕨(わらび)のストリップ劇場
蕨駅(JR京浜東北線)に降り立ったのはいつのことだったろう? 何年前のことかよく思い出せない。しかし、その劇場のことを思い出すと、今、目の前で行われていると錯覚するくらい、衝撃的なシーンが鮮明に甦ってくる。
出かける数日前に夕刊紙でおよその場所は確認しておいた。 だが、実際に蕨駅で降りてみると「その場所」はなかなか見つからなかった。
15分から20分は歩いただろうか、とある場所に「小屋」はあった。探していたストリップ劇場である。ストリップ劇場に来たのは3度であったが、いつでもすんなりと入場できない。恥ずかしい気持ちが先行するのである。
私に気づいている人はなさそうだ。 劇場の回りの道行く人々をさりげなく見渡しながら、足早に入場した。
鼻をつく臭い
入った途端、場内ではなんとも言えぬ臭いと耳をつんざくような音楽が充満していた。 小便と精液が入り混じった臭いだった。精液の臭いを「栗の花のにおい」と表現することがあるが、「栗の花のにおい」を嗅いだことがない私にはわからない。しかし、精液独特の臭いは自分で嗅いだことがあるからよくわかる。
しかし、どうしてこうも臭いのか? その疑問はすぐに解けた。
まず、トイレが劇場入り口を入って左手奥にあり、トイレの扉は板一枚でガタガタになっていた。そこから臭ってくるのだ。
それと、踊り子さん(現場ではストリッパ−とは呼ばない)が、おしぼりを使って「抜く」サービスをしているからだった。
先ほどから演奏されている曲は、踊り子さんも客も乗ってくるようなリズミカルなメロディーだった。
オーソドックスなストリップショー
私は、舞台に向かって左側最前列から数えて4列目に座った。 舞台は中央がせり出していた。ファッション・ショーのシーンを思い浮かべてもらうとよくわかるだろう。幅1.5メートルくらいの「通路」が10メートル以上にわたって続いている。
この出っ張った部分を業界用語で「出べそ」ということを思い出した。
そこでも踊り子さんは客にストリップを見せるのである。
すでに舞台の上では、踊り子さんがスパンコールの飾りをあしらった赤い衣装を身にまとい、体を回転させながら舞っていた。
踊り子さんは、比較的若くスリムな体型をしていた。 赤い衣装を取り、舞台の左側に衣装を投げるとその下は黒いブラとパンティーだけだった。手には大きな扇子を持ち、器用に動かしていた。
ディスコの全盛時、お立ち台の女の子たちがミニスカートの短さで競っていた。舞台の下から見るとパンティーが丸見えの子たちばかりだったようだ。その子たちは大きな扇子を持って踊っていた。
その踊り子さんは、黒いブラをはずすとすばやく扇子で胸を隠した。 見えそうで見えないように焦らすのが本来のストリップ(ティーズ=焦らす)である。
続いて黒いパンティーを両足から抜くと、股間の前に扇子を置き見えないようにした。
正面を向いて横になると、扇子を横に置き、右足を高く上げ、股間をむき出しにした。さらに右手の人差し指と中指を使って割れ目を広げて中を見せた。
私の周囲の男どもはかぶりつきで股間の1点を見つめていた。私もつられてかぶりつきで見るはめになった(笑)。
踊り子さんは舞台を左右に動き、中腰になると左手で尻の後ろで支えると、右手で股間を広げて見せて回った。サービス精神がないと客から拍手が起きない。客たちは踊り子さんを自分のそばに呼びたくて大きな拍手をし、声援を送る。
「こっちに来てくれ〜」「早くせんかい」「見せろ〜」
客も必死である。
踊り子さんも拍手や声援に答えて動き回る。 そうこうしているうちに曲が変わり、踊り子さんは舞台中央で丁寧にお辞儀をすると舞台から姿を消した。
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